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◆しお風コンサート(7月22日)
「千葉ギターアンサンブル」による「第6回しお風コンサート」を楽しむ。家から歩いていける距離なんだけど、「美浜文化ホール」という公共スペースが7/1にオープン。音楽ホールは、さすがにきれいだし、天井は高いし、演奏用のホールとして設備もすばらしいのだけど、2階席がなく、キャパが1階のわずか150席のみ。よって、この日は「アンサンブル」のみなさんのご好意で、珍しくもステージ上からギターの演奏を聴かせていただいた。さて、「しお風コンサート」は、第1部でポップス、アニメ、日本の叙情歌・童謡など、あらゆるジャンルのおなじみの曲を合奏、第2部でクラシックを含め、ソロやデュオで自身のお気に入りや、お得意のナンバーを披露(ラスト、難曲をサラサラっと弾きこなしてしまうテクニックには脱帽!)。第3部で、ここの「アンサンブル」の最も得意とするアルゼンチン・タンゴの名曲の数々で最後、盛り上がるという進行。そうしたレパートリーを通じて「ギター」の響きや魅力、それから文字どおりギター・アンサンブルの楽しみが伝わってくるし、ギターを弾く立場として、僕もソロギターを習いながらアレンジも自分で考えたりするから、メロディーがオクターブで交替したり、裏メロが同時進行したり、ラストをどうするかといった、小胎先生のアレンジがとても参考になる。3連のリズムが印象的だった「エンド・オブ・ザ・ワールド」は、スキータ・デイビスのヴァージョンも印象的なんだけど、ちょうど今、ソロギターでカーペンターズの「トップ・オブ・ザ・ワールド」を練習中。自分がカーペンターズ・モードのぶんもあって、彼らの『ナウ・アンド・ゼン』収録のメドレーの中で歌われていたヴァージョンを思い出した。あと、前の第5回(2/3)の時は、トッポこと加橋かつみさんボーカルの、タイガースの「花の首飾り」を聴けて感激だったけど、今回のプログラムでも、デュオで演奏された「スターダスト」は、去年の11/28の加橋さんのライブで初めて歌うのを聴いたジャズのスタンダードだったし、おなじみ「遠くへ行きたい」は、加橋さんの1975年発表のアルバム『郷愁』でカバーしていたっけ。この辺は聴けてうれしかったな〜。第3部アルゼンチン・タンゴ・セットで、天地真理さんの「水色の恋」の元ネタ「グラン・オテル・ビクトリア」が聴けたり、アンコールの「さらば友よ」は、アグネス・チャンさんの「山鳩」(シングル「草原の輝き」のB面)を彷彿させて、アグネス・ファンとしてニンマリ! 今回スペースに限りがあった点、しきりに詫びていらしたけれど、聴いている人に「ギターの響きっていいな」って伝えられる演奏が感じられ、すばらしく思ったし、観客の皆さんだってとても演奏を楽しんでいたもの。それだけのことですよ。おつかれさまでした!!

◆しお風コンサート(2月3日)
「千葉ギターアンサンブル」に よる「第5回しお風コンサート」を観てきました。デキシーランド・ジャズの「聖者の行進」、ミュージカル「キャッツ」の「メモリー」、ラグタイムの「エン ターテナー」、ユーミンの「あの日に帰りたい」(そういえば、ボサノバだったんだな〜)、三味線の「津軽じょんがら節」、アンサンブルが得意とするアルゼ ンチンタンゴなど、とても幅広いレパートリーを聴かせてくれた(合奏のほか、ソロがあったり、ギターの歴史のミニ・レクチャーがあったり)。そしてそし て、「花の首飾り」ですよ! タイガースのトッポこと加橋かつみさんが歌ったこの曲を、ガットギター10人による合奏で聴く機会があるなんて夢にも思わな かったもの。ここのところ加橋さんのライブを観る機会が多く、去年の11/28と今年は1/16にオリジナルの加橋さんのボーカルで「花の首飾り」は聴い ているけど、それをガットギターの合奏で聴けちゃうなんてな〜。本当にこの曲はタイガースの代表曲以上に、間違いなくGSの代表曲になっている。しかもア レンジは、クラシックやソロギターの楽譜集をずいぶん読ませていただいている小胎剛先生だという。参考にならないわけがない。2時間弱、幸運にも一番前で 観れたので、ステージに関していろいろな部分(要はガットギターが生楽器という部分)、得るものがあったけど、合奏にしろソロにしろ、観客を魅きつける 「何か」をふっとした瞬間瞬間で感じることができたことが、僕の今後のために大きかったかもしれない。地元だもの、また観にいこう!



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